マジメさんのライフ・ラボ

マジメに気楽に考えたことをつらつらと

ブログで「白昼夢」が「ウェブコンテンツ」に!?

まだブログ書き始めて4日目。この記事が今日で3つ目です。

 

普通に朝から晩まで会社勤めしていますが、特に無理なく1日3記事書けました。

(とは言っても始めたばっかなんで、これから続くかどうかは見ものですけどね~)

 

自分で言うのもなんですが、かなり文章を書くのは早い方だと思います。

だいたい一つの記事につき原稿用紙3枚分、1200字ぐらいを目安に書こうとしているんですが、スイスイ書けるときは15~20分ぐらいで書けてます。

(ネタが切れてきたらどうなるのかな~と今から取り越し苦労満載で考えたりもしますが)

 

で、ブログ書き始めて思うのは、日頃の思考がそのままコンテンツに化ける可能性を大いに秘めている、私みたいな思考そのものが好き好き人間からすれば願ってもないシステムですね。

以前「NHKスペシャル」で「キラーストレス」について特集があったときに見たのですが、人間は目の前で起きていること、今していることとは関係のない思考に1日の半分を費やしているそうです(「マインド・ワンダリング」=「心の迷走」と呼ばれています)。

 

朝ごはん食べながら「あー今日会社行ったら上司に何言われるだろうな~」って考えたりとか、

仕事しながら「そういえば今日何曜日だっけ?あ、〇〇のドラマの日じゃん!うわー録画予約忘れてるよー最悪~」って考えたりとか、

仕事終わって家帰って晩ごはん食べてるときに「何で今日あんな失敗したんだろうな~どうせ明日もまたなんか言われるんだろうな~マジで死ぬ~」って考えたりとか。

 

誰でもやってる日頃のこういう考えって、全部「マインド・ワンダリング」なんですって。

まあ、さすがにドラマの予約忘れたぐらいだったら大したストレスじゃないんでしょうけど、それこそ上司に怒られたことをいつまでも心の中(頭の中)で反芻したり、「また怒られるに違いない」とありもしない未来に対して前日から不安になってビクビクしていたら、それがストレスになって蓄積されて、無視できないぐらい健康に影響が出たり、最悪死ぬこともあるってのが「キラーストレス」なのだそうです。

 

要するに「白昼夢」みたいなものですよね。

で、おそらく全国のマジメさんには共感してうなずいてもらえるかと思いますが、マジメさんってこの「マインド・ワンダリング」がお得意なんですよね。

責任感が強い人は、何か小さなミスをしても「自分のせいでこうなってしまった」「どうやって穴埋めしようか」って考えるでしょうし、誰かに仕事を振ったとしても「あんな仕事の振り方して大丈夫だったかな」とか「もし振った仕事がうまくいかなくて、まわりまわって自分にしわ寄せが来たらどうしよう」とか、

まーとにかく考えなくてもいいことを考えまくることに関して、マジメさんはかなりいい線行ってると思います。

 

私なんかはドンピシャです。ドンピシャもドンピシャ。

「前向きに考えたらいいのに」って言われたところで、「前向きに考えれたらこんなに悩んでませんって」というのが本音。

前向きに考えられる要素が自分が置かれている環境に存在しない(という風に思い込んでいる)この状況において、どうやって前向きに考えられるのか誰か教えてくれ!ってくそマジメ&思い込みの強い私なんかは今でも思うことがあります。

 

でも、ブログを書くようになって、この感情が巻き起こすネガティブ思考スパイラルに改善の兆しが見え始めているんですよね。

何か仕事でつまずくことがあっても「あ、これブログのネタにできそう。どうやって書こうかな」って考えるようになったり、仕事帰りにとぼとぼ歩いているときも、いつもなら明日の仕事のことに気を取られる所を「家に帰ったら今日は何を書こうかな~」って考えていたり、このブログでコンテンツを生み出すための思考に変容しているんです。

 

「これってすごくない!?」と、ふと今日思いました。

普段なら、思考することで落ち込んで、落ち込むからまたネガティブに考えて・・・だったのが、いつのまにか思考がコンテンツを生み出すためのエンジンに変質しているんですから。

歩いているとき、信号待っているとき、エレベーター待っているとき、ランチで吉野家に行って牛丼が出てくるまで待っているとき。

そんな何気ない時間に生み出されている「白昼夢」が、こうして文字に起こすことでウェブコンテンツになり得ることに、ささやかに感動した一日でした。

 

おしまい。