マジメさんのライフ・ラボ

マジメに気楽に考えたことをつらつらと

マジメさんにとってのコミュニティ その2

地域コミュニティのイベントに参加する。一見大したことないこういう活動が、マジメさんな自分にとってはえらく新鮮だったというお話。

 

普段、自宅と会社の往復で生活スタイルや人間関係自体がかなりマンネリ化してしまったところに、こうして全く違うコミュニティでの活動が入ると、活動自体の楽しさのほかにいろんなメリットがついてくるな、と感じるところです。

 

社会的な肩書や立場を離れた人間関係ができるっていうことは、今回参加してみてすごく面白いポイントだなと思いました。

名前の呼び方からして、まったく会社とは変わりますからね。

会社だと、後輩や部下からはだいたい苗字で「~さん」だし、上司や先輩からは「~くん」でだいたい呼び方は固定されます。仲が良い同僚であればあだ名もあるかも知れませんね。

特に「マジメさん」なら、会社でも堅物だと思われるでしょうし、名前をフランクに呼んでもらうのには自分も相手も抵抗があるんじゃないでしょうか。

 

それが、コミュニティが変わると立ち位置もガラッと変わります。

一言で言えば、かなりフラットです。

別に共産主義的なことを言うつもりはありませんが、年齢や性別、性格や社会的なステータスがどうであっても、そこに明確な上下関係はあまりできません。

(年齢も一回り以上変われば、常識的な意味で上下関係はできますが)

だから、名前の呼び方も人それぞれなんです。

年下の女の子からも普通にあだ名で呼ばれたり、年下の男の子がチームの指揮をしていたら、あだ名とか名前だけで呼ばれることも普通です。

だいたいみんな、自己紹介のときから自分であだ名つけてますからね。

(私はあだ名らしいあだ名はなかったので、下の名前だけにしましたけど)

 

いやー、最初はけっこう面喰いましたね。私みたいな「マジメさん」からすれば、先輩後輩の上下関係はあってしかるべきと思ってましたし、年下からあだ名で呼ばれることなんて会社でもありませんし。

会社であだ名で呼ばれたらものすごい違和感なんですけど、それが違うコミュニティに入ると全然違和感ないんですよね、不思議と。

むしろ、そんなことに「マジメ」にこだわっていること自体が、あんまり意味がないなって思えてきます。

で、どんどん楽しくなってくるんですよね。会社でマジメ一辺倒でやっている自分とは全く違う自分が出せるので。

 

当然のことながら、コミュニティが変わるとそのコミュニティが持っている価値観も変わるし、そこに属している自分の価値観も自然と変わっていきます。

別に自分のマジメな性格を否定しようとは思いませんが、そうして前向きな意味で自分の価値観を中和していける環境って、ないよりはあった方がいいんじゃないかな~なんて思いました。

 

結局話が小難しくマジメになっちゃいますね。今日はこの辺で。